津軽鉄道 ストーブ列車Category : 鉄道
津軽鉄道のストーブ列車に乗ってきました。区間は時間の都合で五所川原から金木まで。
(左:津軽鉄道五所川原駅 右:ストーブ列車案内) 青森県の五所川原から津軽中里までの津軽半島を南北に走る延長20.7kmの鉄道があります。津軽鉄道という鉄道ですが、この鉄道の名物列車として有名なのが、「ストーブ列車」といわれるイベント列車。今回、この列車に乗ってみることにした。なんでも、列車内に設置されたストーブでスルメを焼くとか焼かないとか・・・。ちなみに運行期間は12月1日から3月31日までとなっています。 ストーブ列車の運転は1日2往復。DD35機関車を先頭に、だるまストーブが設置されているオハフ33型客車が2両(うち1両は団体貸切)とストーブ列車券不要(ストーブ列車の客車に乗るには別途300円必要)の気動車1両の編成で走る。 (左:DD35型機関車(金木駅で撮影) 右:普通の気動車) (左:オハフ33客車 右:昭和29年製造の国鉄払い下げ車両でした) 五所川原発11:35発に乗るため、9時に自宅を出発したが、なんだかんだで駅のホームに着いたのは発車5分前。まあ、休日だけれども、所詮ローカル民鉄だし、それほど混んでいない・・・わけはなくて、けっこう混んでました。 車内に乗り込むとスルメの臭いの洗礼を浴びる。車内に設置された2台のだるまストーブにはスルメが焼かれている。おおっ!本当にスルメを焼いてるんだ!とプチ感激し、それより座る場所を確保しなければ・・・と、なんとかボックス席の老夫婦の隣に座らせてもらう。しかも、この老夫婦、窓側に座らせてくれたうえに、スルメとキャラメルまで頂戴し、世の中にはこんないい人たちもいるんだなあ・・・とまたまた感激。お礼に二人のツーショット写真を撮ってあげた。 そんなこんなで、車内はまさに観光客ばかり、津軽鉄道の車掌さんの話だと、ストーブ列車はほぼ満席だが、ストーブ列車じゃない車両には3人しか乗っていないとのこと。やはり、このような観光の目玉になるようなものがないと、経営は厳しいんだろうなあ。 僕も普段は、「鉄」っぽくふるまわないようにしているのだが、さすがに、周りはカメラをもった観光客と、鉄っぽい人たちばかりなので、いっしょに写真を撮りまくる。 車内では売り子のおばちゃんたちの名産品等の販売もあり、思わず買ってしまう・・・というか、何故かこの手の人たちには声を掛けられやすいんですね。その他、キーホルダー等のグッズも津軽鉄道の社員の方が売りにきてましたが、そちらは声掛けられず。 そうこうしているうちに12時08分に金木着。車窓もろくに堪能せず、あっという間の33分間でした。 金木で下車し、帰りは13時14分発のストーブ列車(要は同じ列車)で帰る。帰りは、ゆっくりと車窓を堪能するため、ストーブ列車の車両には乗らず、普通の車両に乗る。やはり同じ事を考えてる人がいるのか、結構な乗車率でした。車窓は、曇り空でしたが岩木山もはっきりと見えよかったです。ただ、どうせなら吹雪いてくれた方が気分が出るな~、なんて思ったりもしましたが満足です。 (左:中央に岩木山が見えます・・・電信柱が邪魔! 右:金木駅内の食堂から撮影) 津軽鉄道、なかなかレトロで味わいがありますね。特に津軽鉄道の五所川原駅なんて凄いよかったです。 それと、乗りこぼした金木~津軽中里の区間ですが、桜が満開の時期に是非乗りに行きたいと思いました。 取材日 平成21年2月11日 |
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つい最近何かでストーブ列車の車両(黒い方ね)を見て
「乗る機会があればなぁ」と思ったのですが タイムリーに乗ってらっしゃったとは(^^; 吹雪は津軽の定番でしょうけど このような気候もおつなのでは。 JAMESさんもけっこう鉄道好きなんですか?
今年は、輪行してどこか行きますか? うーん、けっこうと言うほどでは・・・
でも黒部のトロッコ列車も乗ってみたいし。 あれ?やっぱ好きなのかな(^^; 輪行に関しては肝心の自転車が組み上がってからの話ですね~(汗) ははは、好きなんでしょう(笑)
とりあえず、近場の山田線ですかね♪ 輪行は、是非やってみたいですね。よろしくお願いしま~す。 |
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